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セント・ジェームス病院 St James Infirmary



ルイ・アームストロングの歌から「セント・ジェームス病院」St James Infirmary(壺齋散人による歌詞の日本語訳)

  行ってきたよ セント・ジェームズ病院へ
  あの子に会いに
  横たわっていたよ 白いテーブルの上に
  冷たく 悲しく 美しく

  神様 あの子に 祝福を
  たとえ死んでも
  この世のことは忘れないでくれ
  俺との思い出を思い返してくれ

  俺が死んだら 足にはレースの靴を履かせ
  トレンチコートに山高帽のいでたち
  時計の鎖には金貨を結わえ付けてくれ
  立派に死んでいったと思われるように


「セント・ジェームズ病院」はアメリカのフォークソングだが、ルーツはイギリスのフォークソングにある。現在ロンドンのセント・ジェームズ宮殿が立っているところに、16世紀まであった病院がモチーフになった歌だ。歌にはさまざまなヴァージョンがある。

その中で、ルイ・アームストロングが1928年にレコーディングしたのがこの曲だ。以来ブルースの古典として、いまでも歌われ続けている。







St James Infirmary
American Folksong recorded in 1928

  I went down to the St' James infirmary
  Saw my baby there
  Stretched out on a long white table
  So cold...so sweet...so fair

  Let her go...let her go...god bless her
  Wherever she may be
  She can look this wide world over
  But shell never find a sweet man like me

  When I die want you to dress me in straight lace shoes
  I wanna a boxback coat and a stetson hat
  Put a twenty dollar gold piece on my watch chain
  So the boys'll know that I died standing flat




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作者:壺齋散人(引地博信) All Rights Reserved (C) 2010
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