1963年にリリースした「風に吹かれて (Blowin' In The Wind)」は、ボブ・ディランの代表作であり、また、アメリカン・フォークソングを象徴する曲である。その後ロックを取り入れるなど、多彩な音楽を展開した。初期の演奏スタイルは、クラシック・ギターにハーモニカという組み合わせであったが、ロック調の曲にはエレクトリック・ギターを用いるなど、演奏スタイルにも変化を工夫した。
1973年に映画の主題歌として作った「天国への扉 (Knockin' On Heaven's Door)」は、ボブ・ディランの中期を代表する曲であり、他のアーチストによって最も多くカバーされた。
ボブ・ディラン、歌詞を重んじ、それを語るようにして歌うというスタイルを生涯貫いた。彼の書いた歌詞は非常に文学性が高く、それを評価されて、音楽家としては初めてノーベル文学賞を受賞した。そのノーベル賞の授賞式に自ら出席することがなかったのは、テレからだということになっているが、彼の本意はなかなかうかがい知れない。
ここでは、ボブ・ディランの代表的な曲について、管理人による歌詞の和訳(日本語訳)と簡単な解説を付した。
風に吹かれて Blowin' In The Wind:ボブ・ディラン
時代は動く The Times They Are A-Changin':ボブ・ディラン
ぼくじゃないよ It Ain't Me, Babe:ボブ・ディラン
ライク・ア・ローリング・ストーン Like A Rolling Stone:ボブ・ディラン
サブタレニアン・ホームシック・ブルース Subterranean Homesick Blues:ボブ・ディラン
ミスター・タンバリンマン Mr. Tambourine Man:ボブ・ディラン
アイ・ウォント・ユー I Want You:ボブ・ディラン
女のように Just Like A Woman:ボブ・ディラン
ラヴ・マイナス・ゼロ Love Minus Zero/No Limit:ボブ・ディラン
気にするなよDon't Think Twice, It's All Right:ボブ・ディラン
一緒に寝ようよ Lay, Lady, Lay:ボブ・ディラン
雨が激しく A Hard Rain's A-Gonna Fall:ボブ・ディラン
これで終わりさ It's All Over Now, Baby Blue:ボブ・ディラン
きみがいなけりゃ If Not For You:ボブ・ディラン
新しい朝 New Morning:ボブ・ディラン
天国への扉 Knockin' On Heaven's Door:ボブ・ディラン
いつまでも若く Forever Young:ボブ・ディラン
ハリケーン Hurricane:ボブ・ディラン
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